自律神経が乱れてくると起こる症状に、「多汗」というのがあります。
症状としては、字の通りで汗をよくかくことです。
体温調節に欠かせない体の機能の一つの発汗機能。
この発汗は、自律神経の交感神経によってコントロールされています。
しかし、自律神経に乱れが出てくると、汗の調節が出来なくなってきます。
暑くもないのに、大量の汗をかいたりしてしまうのです。
手のひらや足の裏、顔や頭、胸や背中、この時期の薄着になられると気になるのが脇の下ですね。
汗染みが気になり、それがストレスになったりする方も多いですよね。
また、汗っかきだと思わられるのが嫌だからとか汗が気になって人に会うのも怖いという方もいらっしゃるともよく聞きます。
このストレスが、自律神経の乱れを生み、悪循環を引き起こしたりします。
また逆に、汗をかきにくくなることもあります。
こちらも自律神経の交感神経が機能しなくなってるからです。
汗が出ない状態の場合、体温調節ができないや、老廃物を出しにくくし、身体に色々な影響があったりします。
汗の異常などがある場合は、自律神経の乱れや自律神経失調症、バセドウ病などの甲状腺の病気もあるので、気になられる方は病院で検査していただくのも、安心という面では良い事だと思われます。