片頭痛とは、脈に合わせた痛みが主に頭の片側に起こり、ただ両方や後頭部にも起こるので、片方とは思わない方が良いです。
その痛みは、ズキンズキンと脈拍に合わせた様なという方が多いのが特徴です。
頭の片側のこめかみ辺りから側頭部に痛みを感じる人が多く、嘔気や嘔吐などを伴うことも多いです。
日本人の約8%がこの片頭痛に悩まされている様です。
男性よりも女性の方に多く見られ、その数は4倍とも言われているのも特徴のひとつです。
片頭痛の原因
メカニズムはまだ、解明されておらず医療機関でまだ調べられているようです。
何らかの要因で、脳の血管の拡張による頭痛なのですが、説は、2つあるようです。
①セロトニンの過剰な放出を受けた血管は一度収縮して、セロトニンが減少した時に血管が拡張する説
②血管の拡張により痛みの物質であるペプチドが放出されて血管などを刺激してもう一段階血管の拡張などで、脳の最大神経である三叉神経を刺激して起こる説
片頭痛の対処法
①カフェインの摂取
カフェインには、血管を縮小する作用があります。
カフェインは、コーヒーだけじゃなく、緑茶や紅茶にも入っていますので、少し飲むのも良いです。
ただ、カフェインの過剰摂取は、逆に頭痛の原因にもなりますので、気をつけてくださいませ。
②暗い部屋でゆっくり休む
片頭痛の症状が、光や音、臭いに過敏に反応してしまいます。
出来るだけ、暗く静かな部屋で、ゆっくり休むと症状が良くなります。
③痛みの箇所を冷やす
痛みの箇所や首の後ろを冷やすのも、効果的です。
冷やすことによって、血管を縮小させるのが、狙いです。
シャワーを浴びることやお風呂に入ることは、体を温め逆に頭痛をひどくする場合があり、控えていただくほうが良いです。
④ハチマキの様に頭を締め付ける
頭を締め付けることで、血流をせき止める事で、血管の拡張を抑え、結果的に良くなります。
こめかみを親指で押さえるのも、効果的です。
片頭痛の予防
片頭痛が起きる前の事を思い出してください。
何がありましたか?
例えば、「嫌な臭いを嗅いだ」だったり、「光の点滅を見た」「騒がしい所に行った」「休みの日になる事が多い」
こういう状況をメモしてください。
自分自身で、どうしたら、片頭痛が起きるのかを、知ってください。
そうすることで、状況を避けることも出来れば、頭痛の対処法も明確にできます。
食べ物としては、チョコレート、赤ワインチーズなどが、片頭痛を誘発させる飲食物です。
過度な摂取を控えて、適量を探っていただくほうが良いです。
出来るだけ、過度なストレスや緊張を、解き放す日を、作ってください。
過度な過労やストレスによって、片頭痛が起きるとも言われてます。
規則正しい生活を、心がけ生活のリズムを崩さないようにしていただければ、良いです。
片頭痛がよく起きる方は、片頭痛が起きてからの処置ではなく、頑張り過ぎや体が疲れて動けなくなる前に、定期的に
整体などで体をほぐすなどで、極度の緊張状態や過度な過労にしない心がけが大切です。