よくしんどくなられる時って、呼吸が浅くなっていませんか?
自律神経の乱れが関係してるかもしれないですね。
肩がこって、背中も痛くなってという方が多いような気がします。
そういうお客様が絶対言うのが、猫背というキーワードです。
でも、そういうお客様ってその猫背という姿勢が楽だったりするんですね。
そういう体の時って、気持ちが落ち込んだり、ネガティブな考えばかり浮かびませんか?
頭がぼんやり良い考えが浮かばないなんてことありませんか?
脳への血流が悪くなっているのかもしれないですよ。
では、セルフで楽にできないの?
それは、しにくい呼吸をゆっくりすることから始めてみればいいかもしれないです。
まず、自律神経と肺のお話しをします。
肺の機能の中で、自律神経が作用しているのは呼吸運動だけじゃなく、空気を取り込む気管の太さや栄養を供給する血管の太さ、肺から出る分泌物(たんなど)の量の調整もしているのです。
喘息などの呼吸の疾患の方に、副交感神経を優位にさせるのは、症状を悪化させる場合があるので、危険な場合があります。
副交感神経は気管を狭めてしまう作用があるので、呼吸困難になりやすくしてしまいます。
では、呼吸がどう自律神経に効いていくのか?
呼吸は、吸うほうが交感神経を刺激し(吸気)、息を吐くほうが副交感神経を刺激(呼気)するのです。
つまり、息をゆっくり吸うと交感神経が刺激され、ゆっくり息を吐くと副交感神経が刺激されるのです。
このことをしているのが瞑想ですね。座禅などもそうかもしれないです。
この時のアドバイスとして、ゆっくり息を吐くのを吸う方より長くしてください。そうすると副交感神経が刺激され優位になり、身体がリラックスし、血管の拡張もあり脳への血流が良くなってきます。
そうすると、循環が良くなります。考え方も少し楽になるかもですね。
あがり症な人はぜひ試してみてくださいませ。
もう一つアドバイス、呼吸を始めるとき、まず、吐くほうから始めてみてくださいね。
まず、溜め込んでいるものを吐き出して、ゼロにしましょうね。